<第8段階> 【食事編】レース本番前後の食事の取り方![]() ■レース1週間前〜前日 体(筋肉、肝臓)にエネルギー源(グリコーゲン)を蓄えていきます。これによってレース中のスタミナ切れを防ぐことができます。 ※カーボローディング レース前にグリコーゲンを体内にため込むための食事法です。だれでも簡単にできるやり方は、レース3日前くらいから糖質を多くした食事に切り替えることです。
生ものや普段食べ慣れていない物、揚げ物やこってりした物は消化が悪く、胃にもたれるので、前日は避けましょう。 前日のアルコールは控えめに。アルコールを取ることで脱水が起こり、マラソンに影響します。特に気温の高いホノルルですので、十分注意してください。終わったら飲めますからね。 ■レース当日 さあ、レースです。スタート2〜3時間前には食事を済ませるようにしましょう。 内容は、糖質を基本とした消化の良い食事にします。おにぎり、パン、カステラ、もちなどが効果的です。ようかんやチョコレートなどもエネルギー源になります。 反対に、生野菜など食物繊維の多いもの、揚げ物など油もの、牛乳などの乳製品は避けた方がよいでしょう。いつも食べ慣れていないものは避けるのが無難です。 ホノルルでは、おにぎりやバナナなどシンプルなものだと問題ないと思います。 水分をしっかり取って、さあスタートです! ■レース中 3時間、4時間でゴールできる人は何も食べずにゴールすることが可能でしょう。しかし、5時間以上かかってしまうとおなかがすいてしまうので、何かエネルギー補給できるものを用意した方がいいでしょう。大会側からは給水(水とスポーツドリンク)のみで、食べ物は支給されません。 ウエストポーチを用意し、チョコレート(溶けないコーティングをしてあるもの)や、エネルギーの取れるチョコバー(スポーツ店や薬局に売っています)などを入れておきましょう。また、一口ようかんなどもいいと思います。 ただ、スタートしてすぐには食べ始めないこと。体の中にエネルギーがあるうちは、補給しないで走りましょう。くれぐれもゴミの処理はしっかりと! ■レース後 レース後は胃腸にもかなりの負担がかかっています。レース中に水分をたくさん取るため胃液が薄まっているので、消化の良い物をゆっくりとよくかんで食べましょう。 落ち着いてきたら、筋肉の再生に必要なタンパク質や、ビタミン類を補給しましょう。低脂肪のチキンや魚料理、消化の良いご飯やマッシュポテト、ハワイならではのフレッシュフルーツがオススメです。フルーツはクエン酸やビタミンCが多く、疲労回復に有効です。 くれぐれもアルコールの飲み過ぎには注意! 疲労しているとアルコールがまわりやすくなります。 |