下見で感じた注意事項を感想と合わせて書き連ねてみました。

※参加されている方がゴールをする意思を持って走り(歩き?)続けている限りスタッフがフィニッシュラインで待っています。但しコースを外れて休憩などしていた為に最後尾をついていくスタッフに見逃されてしまった場合はこの限りではありません
※フィニッシュエリアにおける主なサービスは午後2時(スタートから9時間後)を目安に終了してしまいます。交通規制解除後は歩道を走っていただきます。
※参加資格に制限はありません。7歳以上であれば(但し未成年者は保護者の署名が必要)


STARTは午前5:00 気温は通常摂氏18度前後、冬なので雨の場合も多く肌寒いです。
ただ、午前10:00を回る頃には摂氏30度弱まで上がります。
トレーニング不足、ペースの不調、水分摂取の軽視などが、経験・未経験を問わず熱射病などの命に関わる事態を招いています。

世界で一番気軽に参加出来るマラソンですが、日頃のトレーニングを十分積まないと、たとえ歩いて でもゴールすることは不可能です。くれぐれも軽視しないようにしてください。
( 完走率 全体79% 日本人完走率 93% )
リタイアする人の殆どが脱水症状と靴ズレや衣服のスレによるそうです。

この二つは防げるものなので、事前の準備を怠らないようにしましょう。
本当に気分が悪いときはリタイヤするのも一つの勇気です。


【 事前準備 】

@ ビギナーの人は底の厚い、クッション性に優れたシューズを選ぶこと
A 靴ズレ、ウェアのスレ防止にワセリンを塗ったりバンソウコウを貼ったりして対処する
B 帽子、ウェストバック、サングラス等は必需品です。


【 ホテルを出る前に 】

@ エイドステーションに水やスポーツドリンクはありますが、食べ物はありませんので、朝はしっかり  食べて、そして携帯食をウェストポーチに入れておく (結構重要です)
A トイレは出来るだけスタート前に・・コース上にもトイレは設置してありますが、前半は特に非常に  混んでいます。携帯ティッシュも必要です。


【 START地点では 】

@ 一時間前にはSTART地点へ。宿泊ホテルにもよりますが、交通規制のためバスやタクシーは間に合わなくなる恐れがあるので、皆歩いて行くのが通常です。(ワイキキから30分〜50分)
A タイムはシューズに装着したチップで一人一人計測されますので、スタート地点が遠くても正確に記録されますのでご安心を。
B あまり前の方に並ぶと速いランナーが飛び出すので危険ですし迷惑になります。


【 レース中に気をつけたいこと 】

@ 水分補給は早め早めに、喉が乾いてから飲むのでは遅すぎます。エイドステーションは思ったより離れていますので皆、腰にボトルを付けて走っています。少しずつ補給していき、走りながら飲むのは  慣れてないと器官などに入り危険ですので立ち止まってしっかり飲みましょう。わずか数秒のことで   すから
A エイドステーションには冷たいスポンジが置いてありますので、首や頭を冷やしてください
B エイドステーション付近にはおびただしい数の紙コップやスポンジが散乱していますので足元に 注意してください。
C 給水で立ち止まったついでにストレッチングを・・特にふくらはぎ・太もも・腕・肩 その後の調子が全然違うそうです。


【 フィニッシュ後のケア 】

@ フィニッシュのあとはまず水分補給。もちろんノンアルコールで
A 全体のアイシングとストレッチングをきちんと行い
B ホテルに帰ってからジャグジーなどで筋肉をほぐす事


等々、数えあげたらキリが無いほど沢山あります。
今の時点で上記の項目を覚える必要はありませんが、マラソン当日に向けての日頃のトレーニングの 重要性と、間違っても南国でのフルマラソンという事を軽視しない心構えが必要だと思います。