Mail Form Ver.1.21 Manual
この度はMail Formをダウンロードしていただき、ありがとうございます。
以下に設置・設定の方法を記します。
なお、このフォームはある程度のHTMLの知識が無いと使えません。
分からない方は、そういうサイトが無数にあると思いますので、先にそちらを。
目次
0.圧縮ファイルについて
1.設置・設定
2.エラーフォーム・送信完了フォーム
3.送信情報入力フォーム
4.送信確認フォーム
mailform.lzh(または.zip)を解凍すると、以下のファイルが出てきます。
すべて揃っていることを確認してください。
check.html・・・送信確認フォーム
complete.html・・・送信完了フォーム
error.html・・・エラーフォーム
form.html・・・送信情報入力フォーム
form.txt・・・form.html の重要な部分だけ書き出したもの。設定説明に使用。
jcode.pl・・・文字コード変更ライブラリ。歌代氏作成。
mail.cgi・・・メール送信CGI
manual.html・・・マニュアル。今見ているHTMLファイル。
tempfile.dat・・・一時保存用ファイル。
まずは設定です。
mail.cgiをテキストエディタで開き、perlのパスを使用する環境に合わせてください。
その他にもいくつか設定部分がありますが、
大抵は見てすぐわかりますし、分かりづらい部分にはそれなりの説明が書いてあります。
よって、ここでの説明は省略します。
基本的な設置方法を示します。
/ から始まるものはディレクトリ、()内の数値はパーミッションです。
/mailform(755) --+-- mail.cgi (755)
|
+-- tempfile.dat (666)
|
+-- form.html(644)
|
+-- error.html(644)
|
+-- check.html(644)
|
+-- complete.html(644)
tempfile.dat は同一IPでの連続投稿チェックのためのものです。
この機能を使わない場合は必要ありません。
CGIディレクトリ内に置いたHTMLが見られない環境の方も多いと思います。
その場合は、form.html complete.htmlを、ブラウザから見られる場所に置きます。
また、これから説明する4つのフォームのうち、送信情報入力・確認の2つのフォームでは、
form タグというものを使用します。
そこでCGIへのパスをあわせるようにしてください。
このメールフォームでは、全ての表示する場面をHTMLで設定できます。
その場面は4つありますが、とりあえず簡単なものから説明していきます。
はじめからある、サンプルのHTMLを見ながらだと、理解しやすいかもしれません。
まず、送信完了フォーム(complete.html)。
見ていただければわかりますが、単なるHTMLです。
CGIと関連して動く部分は全くありません。ご自由にデザイン変更を行ってください。
次にエラーフォーム(error.html)。
ここと送信確認フォームでは変数というものを使用します。
変数を書くと、実際に表示される時は、書いた部分に内容が置き換わります。
ここで使われているのは、<!--ERROR-->というもの1つだけで、
これはエラーメッセージを表示します。
例えば、名前を入力していなかったら、<!--ERROR-->が「お名前を入力してください。」
という文章に置き換わって表示されます。
form.htmlの話です。ここから面倒になってきます。
サンプルはデザインの関係上タグが入りこんでいるので、form.txt の方をご覧ください。
form.html のテーブルタグ等を一切除いたものです。
基本のパーツから説明します。
とりあえず、並べてみます。
<form method="post" action="./mail.cgi">
名前
<input type="text" name="name" size=20>
E-Mail
<input type="text" name="mail" size=40>
URL
<input type="text" name="url" size=40>
タイトル
<input type="text" name="title" size=40>
メッセージ
<textarea name="message" cols=40 rows=10></textarea>
コピーメール
<input type="radio" name="copymailcheck" value="1" checked>受け取る
<input type="radio" name="copymailcheck" value="0">受け取らない
<input type="submit" value="Check">
<input type="reset" value="Reset">
<input type="hidden" name="act" value="check">
</form>
まず、一番上と下の form タグ。これは情報を送るぞ、っていう宣言です。
CGIディレクトリの中に form.html を置いていない方は、action で指定するCGIのパスを変更してください。
</form>の1行上、name=act の input タグ。これはおまじないと考えてください。
さらにその2行上にある、input type="submit" のタグ。送信ボタンです。
input type="reset" はやり直しのボタンです。
以上がどんな状況でも必ず必要なタグです。
次は、設定によっては必要無いものたち。
名前〜メッセージまでのタグを見てください。
各々、入力のためのボックスです。
CGIの冒頭で入力を必須に設定した場合だけ、これらのタグを書きます。
コピーメールの選択です。
CGIの設定で $copymail = 0; を設定して、ユーザーに選択させる場合だけ必要です。
ここではラジオボタンを使っていますが、別にセレクトボックスでも構いません。
ここから拡張です。必ず form タグの間に入れてください。
好きなデータを好きなように送ることが出来ます。
form.txt から1つだけ引用します。
<input type="hidden" name="datatitle1" value="Question1">
<input type="hidden" name="datacheck1" value="1">
<input type="text" name="data1" size=10>
このような形です。
まず一番上の datatitle1 。これは、そのデータの名前です。
次の datacheck1 。value が 1 だと、入力または選択が必須になります。そうしないなら 0 を。
で、最後に data1 という名前で入力ボックスを作ってやります。
もっと作りたいなら datatitle2 と datacheck2 と data2 のボックスを。
最後につく数字をどんどん増やしていくだけです。
必ず 1 から順番に番号付けを行ってください。
でないと、まともに動きません。
check.htmlです。
CGIの方で確認をしないように設定しているなら、これは無視して結構です。
<form method="post" action="./mail.cgi">
<input type="submit" value="送信">
<input type="hidden" name="act" value="send">
<!--ALLDATA-->
</form>
とりあえず、送信するためのボタンです。これを書かないと送れません。
サンプルでは一番下の方にあります。
ちなみに。
<form method="post" action="./mail.cgi">
<input type="submit" value="戻る">
</form>
これで送信情報入力フォームに戻ることが出来ます。
form.html へリンクを貼るだけでも十分なのですが、デザインをボタンで統一したい方は使ってください。
あとは変数です。以下に変数とその内容を示します。
<!--NAME-->・・・名前
<!--MAIL-->・・・メールアドレス
<!--URL-->・・・URL
<!--TITLE-->・・・タイトル
<!--MESSAGE-->・・・メッセージ
<!--COPYMAIL-->・・・コピーメール送信の有無
<!--DATA1-->・・・入力画面で data1 に入力・選択した値
<!--DATA2-->・・・data2に入力・選択した値。以下data3以降も同様。
これらをテーブルタグなどを組み合わせて、うまくデザインしてください。
2001/04/19 Ver.1.21
2000/12/30 Ver.1.20
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